■ 合コンであったOL
とある合コンであった20台前半のOLとデートのアポをとった。合コンのときは連絡先を聞けなかったが、ほかの参加者を通じLINEのIDをゲットし 、何回かのやりとりでデートにこぎつけた。このパターンは悪くないと思った。なぜなら、友達感覚的な流れではなく男女の関係が意識されるデートになるからだ。
会って食事をしながら話すと少し印象が変わった。どちらかというとおとなしいタイプかと思ったが、わりと主張をするタイプで、飲みに行く予定がガンガンあるような感じだった。ということで、自分の立ち位置が思ったよりも良くないことが判明したわけだ。つまり彼女と飲みに行くというハードルは高くなく、それをクリアーしただけなのだ。
食事では普通に談笑をして、楽しい雰囲気はつくれたものの、恋愛モードにはなかなかもって行くことができない。彼女はサバサバしたタイプで、しっとりとした雰囲気をつくるのが難しかった。とりあえず、景色のいいバーに場所を変えることにした。
バーでは横に座る形をとり、場所がぐっと近くなったのは良かったが、それでも僕の実力不足でサバサバ感の壁を壊すことができなかった。話が途切れて気まずい雰囲気になったりはしないが、ただただ楽しく談笑をする以上に接近することができなかった。おそらく彼女も無意識に防御しているのだろう。場所をカラオケに移動した。
終電を逃して家飲みに持ち込む。できればカラオケでキスまではしておく。その目標をもっていたが、とにかく歌をううたい時間をつぶした。褒めたりからかったりして楽しくは過ごせたが、時間が来たことを理由に彼女は帰るといいだした。こんなふうに意図的に防御されるとリカバリーは難しい。あえなくリリースすることにした。誘うとしても次回までには時間をあけよう。
それにしても、 今回は金を使いすぎた。全部で3万円近くいったはずだ。
■ 合コンで会ったフリーター
前回の反省から、今度は無理して恋愛モードを作らない戦略をとった。あと食事は高くなりすぎないように設計した。彼女は合コンのときから、わりと趣味が合いそうだったのでフェイスブックで友達になり、そこからデートの約束を取り付けた。スタートは悪くないと思った。
食事ではほとんど共通の趣味の話をした。おそらく、そんなふうな話をできる男性はなかなかいないと思うので雰囲気は悪くなかったと思う。ラポールを築く第一歩は自分と似てるなって思わせることにあると考えている。だからこの流れは決して悪くないとおもった。
店を出てから駅へ向かう間に、これからどうすべきか迷った。一旦、このままリリースするか、それとも恋愛モードを作りにいくか。まよったあげく、駅へ歩いているあいだに彼女の手を取った。手をつないだのだ。彼女はびっくりしていたが、手を離すことはしなかった。ただし、彼女の指は僕の手の甲には触れていない。どうする?
駅に近づいたときに「時間あったらもう一件行こうよ。」と誘った。すんなりと彼女はのった。よし。バッドサインはない。店に行くまで手をつなぎ、次の店に入った。店では同じように趣味の話をした。うまいこと終電が終わるまで飲んでいたかったが店が閉まるのが早かった。調査不足だ。あらかじめ、あらゆるパターンを準備しなければならなかったのに僕はそれを怠った。防げるはずのミスを僕は犯してしまったのだ。
ただリカバリーできないほどの深刻なミスでもないはずだ。隣の駅まで歩こうと行って手をつなぎながら駅に向かった。まだ、彼女の指は僕の手の甲に触れていない。時々彼女を見る。もう少し一緒にいたいね。って目で訴えようとするが、彼女とは目が合わない。どうする?
もう少し飲もうよ。と言ったら展開は変わっただろうか。でも、そのとき僕はリリースすることにした。帰りの電車でではメールもメッセージも来ない。翌日になり、「昨日はありがとう。また飲もう。」と送ったが返事は、「ありがとうございました。」だけだった。それは敗北を意味していた。
僕にはシュートを打てるだけの十分なサインがなかった。うまくいくときには、かならずあるサインがなかったのだ。だから僕はリリースした。それは間違ってなかったように思う。間違えがあったとしたら、それはデートの中身そのものだ。それは今の僕の実力そのものなのだ。彼女はきっちり諦めることにした。数ヵ月後に合コンを開催してもらうことにしよう。
とある合コンであった20台前半のOLとデートのアポをとった。合コンのときは連絡先を聞けなかったが、ほかの参加者を通じLINEのIDをゲットし 、何回かのやりとりでデートにこぎつけた。このパターンは悪くないと思った。なぜなら、友達感覚的な流れではなく男女の関係が意識されるデートになるからだ。
会って食事をしながら話すと少し印象が変わった。どちらかというとおとなしいタイプかと思ったが、わりと主張をするタイプで、飲みに行く予定がガンガンあるような感じだった。ということで、自分の立ち位置が思ったよりも良くないことが判明したわけだ。つまり彼女と飲みに行くというハードルは高くなく、それをクリアーしただけなのだ。
食事では普通に談笑をして、楽しい雰囲気はつくれたものの、恋愛モードにはなかなかもって行くことができない。彼女はサバサバしたタイプで、しっとりとした雰囲気をつくるのが難しかった。とりあえず、景色のいいバーに場所を変えることにした。
バーでは横に座る形をとり、場所がぐっと近くなったのは良かったが、それでも僕の実力不足でサバサバ感の壁を壊すことができなかった。話が途切れて気まずい雰囲気になったりはしないが、ただただ楽しく談笑をする以上に接近することができなかった。おそらく彼女も無意識に防御しているのだろう。場所をカラオケに移動した。
終電を逃して家飲みに持ち込む。できればカラオケでキスまではしておく。その目標をもっていたが、とにかく歌をううたい時間をつぶした。褒めたりからかったりして楽しくは過ごせたが、時間が来たことを理由に彼女は帰るといいだした。こんなふうに意図的に防御されるとリカバリーは難しい。あえなくリリースすることにした。誘うとしても次回までには時間をあけよう。
それにしても、 今回は金を使いすぎた。全部で3万円近くいったはずだ。
■ 合コンで会ったフリーター
前回の反省から、今度は無理して恋愛モードを作らない戦略をとった。あと食事は高くなりすぎないように設計した。彼女は合コンのときから、わりと趣味が合いそうだったのでフェイスブックで友達になり、そこからデートの約束を取り付けた。スタートは悪くないと思った。
食事ではほとんど共通の趣味の話をした。おそらく、そんなふうな話をできる男性はなかなかいないと思うので雰囲気は悪くなかったと思う。ラポールを築く第一歩は自分と似てるなって思わせることにあると考えている。だからこの流れは決して悪くないとおもった。
店を出てから駅へ向かう間に、これからどうすべきか迷った。一旦、このままリリースするか、それとも恋愛モードを作りにいくか。まよったあげく、駅へ歩いているあいだに彼女の手を取った。手をつないだのだ。彼女はびっくりしていたが、手を離すことはしなかった。ただし、彼女の指は僕の手の甲には触れていない。どうする?
駅に近づいたときに「時間あったらもう一件行こうよ。」と誘った。すんなりと彼女はのった。よし。バッドサインはない。店に行くまで手をつなぎ、次の店に入った。店では同じように趣味の話をした。うまいこと終電が終わるまで飲んでいたかったが店が閉まるのが早かった。調査不足だ。あらかじめ、あらゆるパターンを準備しなければならなかったのに僕はそれを怠った。防げるはずのミスを僕は犯してしまったのだ。
ただリカバリーできないほどの深刻なミスでもないはずだ。隣の駅まで歩こうと行って手をつなぎながら駅に向かった。まだ、彼女の指は僕の手の甲に触れていない。時々彼女を見る。もう少し一緒にいたいね。って目で訴えようとするが、彼女とは目が合わない。どうする?
もう少し飲もうよ。と言ったら展開は変わっただろうか。でも、そのとき僕はリリースすることにした。帰りの電車でではメールもメッセージも来ない。翌日になり、「昨日はありがとう。また飲もう。」と送ったが返事は、「ありがとうございました。」だけだった。それは敗北を意味していた。
僕にはシュートを打てるだけの十分なサインがなかった。うまくいくときには、かならずあるサインがなかったのだ。だから僕はリリースした。それは間違ってなかったように思う。間違えがあったとしたら、それはデートの中身そのものだ。それは今の僕の実力そのものなのだ。彼女はきっちり諦めることにした。数ヵ月後に合コンを開催してもらうことにしよう。