2014年02月

「お客様は神様です。」とは三波春夫の言葉だそうだ。

日本人のほとんどはこの言葉を知っているし、お客さんに丁寧に接する文化は、僕たちが誇れるものの一つなのかもしれない。とくに海外から帰ってくるとそれを強く感じる。日本の接客はやっぱすばらしいし、安心できる。

そこで僕はいいたい。

だからって客が調子に乗んなよ、と。

自分が神様かなんかと勘違いすんじゃねーと。


たまに飲食店とかで、店員を奴隷かなんかだと勘違いしている人がいる。いろいろクレームをつけてみては、やれ客を何だと思っているとか、やれ企業努力が足りないとかなんとか。でもさあ、だったらいかなきゃいいじゃん。本当にみんながひどいと思ってその店に行かなければ、どうせつぶれるんだからそれでいいじゃん。

もし、その店が存続するんだったら、それは価値のある店なんだと思う。理由はわからない。接客がわるいけど、安くておいしい店なのかもしれないし。まずくて接客もわるいんだけど、まちで唯一のレストランだからなのかもしれない。

お店は何もお客さん全員のためにあるわけじゃない。顧客満足は手段であって、最終目的ではない。サービスレベルあげるにはお金がかかる。ものを買ったり、残業したり、さらなる人員を増やしたり。そのせいで業績がわるくなって赤字になったら店は存続できなくなるかもしれないのだ。

お客さんは神様なんかじゃない。僕らは対等だ!店員は家来でもなければ奴隷でもない。

その店が本当にいやだったら、いかなければいいだけ。店は顧客満足を高めることが利益につながるときにのみサービスレベルを上げるものだと思うべきだ。 
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海外で英語を話す上で最もかっこ悪いと思うことがある。

それは、照れ隠しで半笑いになりながら、上ずった声でどもりながら話すこと、
それと、初めてクラブにきた若者のように、不安そうな顔をしながらキョドってしまうことである。

自分に対する自信のない者というのは、一瞬にしてそれをまわりに印象付けてしまう。
そして、それがその人の第一印象として、評価されてしまう。
話す内容からではなく、その人のたたずまいと話し方で大抵の事は判断されてしまうのだ。

クラブでキョドっている人が上ずった声でおそるおそるナンパしても成功しないように、
ビジネスにおいても、自信のない人間はあいてから軽くあしらわれやすい。
だから、僕はそれを避けるよう努力している。

でも、うまくいかない。
とてもいやな気分になって自己嫌悪に陥ってしまう。

そこまで流暢じゃなくてもいいから、せめて堂々と英語を話せるようになりたい。

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わりと深刻な事件が起きました。横浜銀行とATMで取引した人の口座から預金が不正に盗まれました。これはとても重要な事件です。だって、あなたの預金かも知れないんですよ。あなたは全く悪くありません。パソコンにはウィルスソフトをいれてました、暗証番号はほぼほぼランダムの文字列です、ネットログインパスワードはむちゃくちゃ複雑でこまめに変えてました、って人もダメだったんです。なんせ、銀行のシステムを担当している人が不正をしてたわけですから。どうしようが防ぎようがありません。

これはカードが偽造されたというのと、口座から数千万円の預金が盗まれたという意味で、ビッグニュースになりました。でも、これはもっと大きな事を示唆しています。つまり、安全なんて所詮、確率の問題でしかないんだって事がはっきりしたわけですから。横浜銀行は超優良な地方銀行です。セキュリティーの意味では大手銀行と遜色ありません。でも、被害にあったのは、曾孫下請けシステム会社の社員が不正を行ったいたからなんです。状況なんてどこもかわりはないです。だって、どこ大手銀行も孫会社に普通に委託してますからね。たまたま、被害にあったのがあなただったのか、そうでなかったのかの違いに過ぎません。

ていうかそもそも僕らが勝手に信じている安全なんて、所詮運がいいか悪いかとか、あなたが騙されるに値するかどうかで決まったりします。ちょっと運が悪ければすぐに崩れるような類のとても脆い構造物ものなんです。話は変わりますが、個人情報も、人によっては簡単に取得できるんですよ。なぜかというと、世の中には情報を売る人というのがほぼ確実に存在するからです。

一般的にいうと、公務員とか、大手企業に勤めている人は、モラルがあるように思えてしまいます。大手銀行に預けていれば不正に引き出されたりして情報が盗まれたりはすることはまずないだろうとタカをくくってしまいます。でもですね、あんだけ人がいるんですよ、で、システムさわっていれば、外部の人かものすごく関わってきます。そしたら、もう、不正があるかどうかなんて確率の問題ですよ。人は都合が悪くなったら普通に悪いことをします。そういうもんなんです。

怖いかもしれませんが、普通の探偵だったら、あなたの名前と住所がわかれば、預金額なんて簡単に分かってしまいます。それは、 銀行にいる悪い人が情報を売っちゃうからです。あなたの情報も含めてです。それは悪いことですが、仕方のないことです。だって何万人もの人をあつめてきて、全員が完璧に善人なんてことありますか?ないんですよ。人は自分がピンチになったりしたら、不正を犯します。それを完全に防ぐ手段なんてこの世に存在しません。

 結局のところ、横浜銀行の事件はタマタマだったってことなんです。自分とは無関係の何かとおもったら、いつか致命的な大怪我をするかもしれません。完全に安全なところなんてない、ということを理解しがら、自分のことの大抵は自分で守って行く。結局のところ残された選択しというのはそれくらいしかないのかもりれません。 
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エントリーシートを書き終わった後も、僕は何度も何度も時間をかけて見直した。ここに書いてある自己アピールと志望動機をみられたら、僕はたぶん、孫の代まで笑われるだろう。だが提出までに時間をかけてはいけないと思ったので、ボタンを押す直前に最後の見直しをしてから、エントリーシートを提出した。提出した後にはどこか不思議と清々しい気持ちになった。僕は、ついにラブレターを出してしまったんだ。もう後戻りはできない。

WebのSPI試験のお知らせがメールできたとき、想定通りだったにも関わらず、少しテンションがあがった。やはり自分の希望するところからなんらかの連絡があるとそれだけで嬉しいのだ。でも、僕は迷っていたことがあった。SPIは自分でちゃんと受けるべきか、それともズルをして友達と一緒にやるべきか。みんなズルしてるからバレないとは思うものの、ズルをして不自然な得点になり落ちたら悔やまれる。僕はどうするべきなんだろう。

結局、僕はズルをしてSPI試験に挑んだ。自分ひとりでは絶対に成し遂げられない結果をだせたときは、なぜか自分でやったかのように胸を張ってしまった。こんなにすごい自分ならきっと返信をしてくれるはずだ。絶対に僕の事をきにいってくれるはずだ。根拠が薄弱なのにもかかわらず強気な気持ちになったのは、おそらく自信のなさの表れなんだと思う。あらかじめ通過率の情報を得れなかったので、僕は地獄の1週間を過ごさなければならなかった。

面接の日程メールが来た時の喜びはひとしおだった。エントリーシートを再び読み直し、面接で聞かれるであろうことを想像した。質問があるかきかれたときに何を聞くかも決めていた。その会社を訪問するのが楽しみだった。どんな人にあえるかを考えるとワクワクした。

初めてその会社の人もみると背筋が伸びた。ここの会社の内定をとり、今まさに活躍している人だ。もしかしたら、この人は僕の先輩になるかもしれない。そう思うと自分が何もかも見透かされているような錯覚にとらわれた。面接で気をつけるべきポイントは何度も確認した。声は大きく、自信を持って、謙虚さをわすれず、身振り手振りでしっかりアピール。

でも、できなかった。声は震えたし、手も震えた。こっちを見られると馬鹿にされているかのような錯覚をうけた。下を向いて歩く帰り道で、僕はとても惨めな気持ちになった。なぜなら、まだ可能性をすてきれていなかったからだ。2週間以内に連絡がくるかもしれない。僕は無理だと自分にいいきかせながらも、実は少しの可能性に猛烈に期待していた。

2週間を1日すぎても連絡がこなかった。情報によると、1週間以内に返事がなければもうダメらしい。もう認めざるを得ない。僕はダメだったのだ。あれだけ行きたいと思っていた会社に僕は行けなくなった。僕の夢は叶わなかったのだ。ほかの誰かが面接を通ったという連絡をきくと、おめでとうと笑顔で言ってみたが、とても嫌な気持ちになった。 人の幸せを妬むなんてしたくなかったが、妬む自分をどうすることもできない。

僕は総合的な人間性を否定された気分になった。僕はどこか別の会社に入ることができるのだろうか。まわりの人に比べて就職偏差値が低い会社にしか内定貰えなかったどうすればいいんだろう。僕は漠然とした不安をかかえながら、今日もエントリーシートを書きながら、面接の日程を埋めていくのだった。

って感じになるかもしれませんが、就活生の皆さんがんばってくださいね! 
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あ、これ初心者の話ですよ。上級者にはネイティブと会話する練習はとても重要です。

特に苦もなくコミュニケーションが取れたりする場合は、とにかく場数を踏むことが重要ですからね。リスニングは一人でもできるので、特に喋る事にフォーカスするといいと思います。いろいろ話しながら、奇妙なフレーズがあったら訂正してもらいましょう。

初心者はいきなり外人とマンツーマンでレッスンしたところで単なる時間の無駄です。全く日本語を話せないフランス人に、あなたは日本語を教えることができますか?できませんよね。講師だと多少経験があるかもしれませんが、大して変わりません。外国語と日本語の違いを理解していない人が、効率よく外国語を教えることなんて出来るわけないんですよ。考えてみれば簡単に分かることですよね。

日本語を話せる外国人はどうかっていうと、それはまだましかもしれません。でもやっぱ、最初は日本人がいいと思います。それも、外国で生活したことのなくて、それほど流暢ってわけでもないんだけど、まあ、この人くらいしゃべれれば、いいなーって感じの人が最適です。なぜなら、その人こそ、英語を学んだ経験のある人だからです。

ネイティブはもちろん英語を勉強しました。僕らが日本語も学んだようにです。でも、赤ちゃんの語学の学び方は、我々大人の学び方と全然ちがいます。だから、それを真似したところで上達しません。英語を聞き流しているだけでは英語がうまくならないのと同じ理由です。日本語という言語構造をすでに身につけてしまった人は、それを捨て去ることはできないんですよ。英語が学ぶことが難しいのは日本語が身についているからなんです。

だから、海外経験のある人に英語を教えてもらうのもお勧めできません(ネイティブよりはよっぽどマシですが。)。彼らとは圧倒的に環境が違います。相当根性のある人じゃなければ、自分で英語しか離せない状況に追い込むのは難しいと思います。それほど語学の才能があるわけでもなく、海外の経験もあるわけじゃない日本人が英語を学ぶにはそれなりの方法があるんです。それは、本当にそういう経験をした人から学ぶのが一番です。

ちなみに英会話スクールのネイティブの先生にとって、まったくの初心者は地獄です。考えても見てください。全く日本語が離せない外国人(イケメンでも、美人でもない)に、あいうえお、を60分教えるのって相当辛いとおもいますよ。。
 
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