世界は手放しで喜べるほど、景気がいいとは言えない。というよりも、懸念すべき事ならいくらでも挙げられる。
  • ロシアとウクライナのいざこざで欧州の景気にインパクトを与えるかも知れない。
  • イスラム国の勢力が拡大して、中東の地政学リスクは増大するかもしれない。 
  • スコットランドの独立問題は、カタルーニャに飛び火して、周辺の経済は混乱するかもしれない。
  • 中国の不動産バブルは軟着陸できないのかもしれない。
  • アメリカの長期金利上昇は住宅市場に影響を及ぼして、回復のスピードをにぶらせるかも知れない。

バブルの崩壊は、みんなが自信をもって強欲になった時に訪れる。だから、今はそのときじゃないと考えるのが妥当だろう。これだけのニュースがあれば、景況感への自身はもちづらいからだ。これを踏まえて、フルインベスト状態にもっていけるかというと、そういう勇気も出ない。なんかモメンタムであがってるようなスピード感を感じるからだ。しばらく、ポジションをとったまま、様子見としてみよう。。