さすが、広瀬隆雄氏。昨年言っていたことがマジできちゃいました。

2014年のどこかで、新興国株式のドカ下げが来る……それが僕のいまの相場観です。

そして、その解説もまた目からウロコです。

アルゼンチンは、あくまでも「炭鉱のカナリヤ」であり、最近、グローバル・キャピタル・マーケッツという炭鉱に有毒なガスが充満しはじめ、その関係でイチコロに逝ってしまった、哀れな犠牲者に過ぎないのです。

実はこの暗い穴蔵の中には、巨象(Elephant in the room)が居るのです。その巨象とは、中国のシャドー・バンキングです。

この巨象が、臭いオナラをしたので、回りのみんなが、酸欠状態になっているわけです。

今回のアルゼンチンの危機が、香港上海銀行の出している中国製造業購買担当者指数(速報値)の悪化をきっかけとして起きたことは、だから偶然ではないのです。原因と結果の因果関係を、取り違えないように。

僕は個人投資家として色んなソースから情報を取得しながらトレードしていますが、マーケットハックはもっとも重要なソースの一つです。個人投資家の中には日経新聞だけ読んでれば十分と思っている人がいますが、それは甘いですね。確かに何かが起きた時の事後的な解説とか、救済策の概要とかの説明は役に立つかもしれませんけど、売り買いに直接役立つ情報しては全く不十分だと思います。

初心者の中には今回のドカ下げで思いっきり損している人がたくさんいると思います。今までちゃんと勝ってきたのに今回がたまたま運が悪くてやられた、と思っているとダメですよ。これがあなたの実力です。初心者の人は大抵そういう負け方をします。緩やかな円安株高でちょこちょこ稼ぎながら、何かのきっかけでドカっと損する。みんなそうなんです。そして、勝っているときは実力で、負けたときは運が悪いと言い出すんです。

一番気を付けないといけないのは、こういう相場で何もかも失うことです。なまじ勝っている人ほどこの罠に落ちやすいです。過信なんでしょうね。短期間で何回もナンピンを重ねて、結局行き着くとこまで行ってしまい、はい終わり。全財産を失うだけならいいですけど、借金まで背負ったら最悪です。まず、冷静になりましょう。儲けそこねるかもしれませんが、一旦全てのポジションを閉じるというのも手かもしれません。

結局、値動きがどうなるかなんて神様じゃなきゃわかりません。とにかく色んな情報を見ながら、冷静に判断しましょう。自分の冷静な頭で判断で行うことが重要です。もし、わからないと思ったら損切りするのが無難です。無駄にギャンブルして人生を掛けてはいけません。

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