言葉は難しい。

脇の甘い人、というのは準備や管理などが徹底されていなく、それゆえに失敗しがちな人のことを言う。どちらかというと否定的な意味で用いる比喩だ。でも、それを逆にしたらどうだろう。

・・脇の辛い人?

否定的な意味をもつ表現を反対にしたのだから肯定的な意味であってほしいが、音のニュアンスからしてどうも肯定的に聞こえない。あなたはほんとに脇の辛い人ですね。っていわれると、なんだか脇から妙なエキスがでてきて、人に迷惑をかけているようなニュアンスに感じる。

では、ケツの穴の小さい男、だとどうだろう。これはケチな人のことを指す比喩で、こちらも否定的な意味で使われる。それを逆にしてみると、ケツの穴のデカい男、となる。うーん。やはり褒められてる気がしない。

ああ、あいつ?あいつはいいよ。あいつのケツの穴のデカさっていえば、半端ないからね。って聞くとなんだか半端なくでかいウ○コをする奴とか、腹しまりがなく年がら年中放屁を繰り返すやつとかを彷彿させる。

うん。言葉は習慣なんだな。 英語や外国語を学ぶにも、やはりくり返し使って習慣づけることが重要なんだと思う。