憲法記念日なので、憲法のことについて考えてみました。

僕は前々から思ってたんですが、そろそろ憲法をちゃんと改正したほうがいいと思ってます。9条に関して色々と議論がありますが、日本は軍隊を持った方がいうのが僕の考えです。

日本国憲法は1947年5月3日に施行されました。今からざっと70年ほど前、戦争に負けて焼け野原になった日本は、連合軍の監督のもとこの憲法を作りました。アメリカがつくって日本に押し付けたって話がありますが、真相のところはよくわかりませんし、それについて議論するつもりはありません。でも、少なくとも言えることは、当時の日本は連合軍にボッコボコにされて降伏したばかりの三流新興国でした。そして、日本国憲法はそういう国という前提で作られた憲法だったのです。 

ところが、日本はそこから目覚しい経済発展を成し遂げました。中国に追い越されましたが、今でもGDP世界3位の経済大国です。技術力も世界一かどうかはわかりませんが、超一流国家と言えます。たしかに、日本にも色々問題はあります。汚職もあります。犯罪もゼロではありません。一部のマスコミはクソです。企業のグローバル化はひどいものです。でも僕は他の主要国と比較しても日本は自信を持って誇れる国だと思っています。金銭面でも技術面でも世界に貢献できるちゃんとした法治国家です。70年前からみられた、何をするかわからない国なんかではありません。だから僕は、日本は一流国家として自分たちの手でちゃんと憲法をつくるべきなんだと思います。日本はどういう国家なのかという土台を、自分たちの手でちゃんと構築し直したいのです。とくに9条についてです。

9条の改正について言及すると、平和主義者が怒り出します。日本は平和主義の国家なのだ、9条は守らなくてはならないのだ、と。でもね。平和主義なんて、あたりまえすぎです。誰が好き好んで殺し合いをするんですか。僕だって戦争なんて絶対に嫌です。自分や家族や友人が戦争に巻き込まれてひどい目に遭うなんてゴメンです。僕は筋金入りの平和主義者です。

世界の全ての国々がみんな本当の意味での平和主義者だったら、それでもいいです。みんなで武器をすてられたら最高です。でも、現実は違います。他の国では内戦や戦争があります。軍拡をしている国がたくさんあります。たまたま自分の手の届く範囲で戦争がないからって、学校の先生におさわったような事を繰り返すのはそろそろやめましょう。戦争はありうる話です。理想を前提として物事を構築すべきではありません。リスク管理として最悪です。戦争とは人生で考えうる最大のリスクです。ちゃんと、現実をみて、それを前提として物事を考えましょう。万が一、他の国が日本を攻めてきたら、どうします?僕は日本は自分の国の軍隊として、命懸けで日本を守るべきだと思います。

アメリカに守ってもらえばいいと考える人もいます。でも、なんでアメリカ人は自分の命をかけてまでほかの国を守らなきゃならないんですか?アメリカとは対等な同盟国でありたいです。自分の国を守らなければならない時に、「自分は命かけれないけど、あなたは命かけて守るべきだ」なんて恥ずかしくて言いたくないです。日本がそんな国で有り続けて欲しくないです。集団的自衛権の話もそうですが、お互いがお互いのピンチの時は共に命をかけて戦うなんてあたりまえの考え方です。片方が一方的に守り守られるなんてどう考えても変ですよね。逆の立場を考えましょう。自分たちが命をかけて守ろうとしている他国の人が、平和主義とかほざいて自分の命をかけなかったらどう思います?僕らが今まさにやっていることはこういうことなんです。

他国に攻められて、侵略されたとしても戦争をすべきではない、というのはひとつの考え方かもしれません。それなら自衛隊は廃止ですね。米軍にも出て行ってもらうべきで、お金も払うべきではありませんね。それでほかの国に万が一攻められても助けを請うべきでもないですね。それで、日本が滅びてもそれはそれで仕方のないことだというのもひとつの筋の通った考え方です。でも、僕は嫌です。反対です。暴力は反対ですが、日本が滅びるのはそれ以上に反対だからです。

自衛隊があるじゃないか、という人もいるかもしれません。じゃあ、そろそろ自衛隊を軍隊って認めましょうよ。他国からしたら軍隊でしかない状況を、憲法解釈上うんぬん言ってごまかすなんてもうやめましょうよ。あと、軍隊をもったら、また日本は戦争を起こすかも知れないという人もいます。僕らはちゃんとした国家です。他国を武力行使をするなんて絶対に許しません。ほかの国ではできることが日本ではできないという自虐的な考えももうやめましょうよ。

僕の幼稚な議論に最後までつきあってくれてありがとうございます。これからもみんなで憲法について考えていきましょう。