こうも短期間で円安が進むと、FXでしこたまもうける人々が増えますね。
僕も為替ではちょっとだけもうけさせてもらいましたよ。
 しかしながら、ここで新たな危険が生まれてくるわけです。
すなわち、その成功体験が自己過信を生み、やがてそれが人々を破滅させることになるんですね。

10万円とかが短期間で15万円とかなったりすると
「なんだ簡単じゃん、もっと大きな金額でやればもっと儲かるかも。」ってなったり
また、友達に「FX簡単だよ、おしえてあげる、私でも簡単にもうかったよ。」とか言われると
うーん、私もやってみよーかなーとか思ってしまうわけでなんです。

でもね、競馬とか他のギャンブル(FXはギャンブルですね、僕からしたら)と違って
短期間においては、勝てる人が格段に多いんですよ。
なぜかって、まあ、ごく短期間においては、あがるさがるなんて2分の1ですから。
下がったところで、ちょっと我慢すれば、またもどってくる可能性もある。
そんなことをやって、たまたま儲けてると、あれま、才能あるかも、って勘違いするわけです。

僕の友達のOLはボーナスを貯めてFXで運用してたんですね。
具体的な額はしりませんけど、話のようすだと100万円くらいだと思いますね。
簡単に儲かって、調子にのってお金を増やしてたんですが
ある日急に相場が動いたときに、あら不思議、「お金が全部消えてた・・」そうです。
まあ、彼女は健全ですね、ストップロスを設定したせいで損失が100万ですみましたから。

他の友達では、東大の理系の大学院を出て、大手金融機関につとめてるんですが
彼はスワップポイントを稼ぐ戦略でレバレッジをかけてFXに投資してたんですね。
彼も100万円がかるく2倍になったかと思ったら、数週間には全てなくなりましたね。
彼は結婚してたんで、そこから奥さんに頭があがらなくなっちゃいましたよ。

二人とも、もう2度と相場はやらないそうです。
直接の知り合いではないですが、他のストーリーもネットにはたくさんありますね。
http://okanehadaiji.doorblog.jp/archives/7049581.html

ギャンブルとしては、手数料があまり抜かれないだけあってフェアーな事はフェアーですね。
だから、僕もたまにやったりしますが、勝ち続けられる自信はないですね。
自信がある、って言う人には、聞いてみたいです。
FedとECBとBOJのトップって誰ですか、それぞれの政策的な特徴ってなんですかね?
日本、アメリカ、中国、欧州諸国の、経常収支とかCPIってどんな感じですか?
そもそも、為替と政策金利とインフレ率と経常収支とかってどう関係します? 
アメリカの雇用統計ってどのくらいだったらよしとされますか?

これらがわからなくても儲けられるよ、ってひともいるかもしれませんね。
建玉の大きさ、VIX指数、金利先物のインプライドボラティリティで
為替予測モデルをつくればxx%の確率でもうけられる
みたいな数理モデルをつくちゃってる人もいるかもしれません。

そんな難しいこと知らなくても、儲けられるぜ、実際に俺は儲かってんだ!
って人もいるかもしれませんが、その人こそ一番あぶなっかしいですね。
人は皆、自分だけは自己過信せずに、うまいこと儲けられるって勘違いするもんです。 
まわりが儲かって浮かれてるときにこそ、気をつけましょう。